相次ぐ幼児転落は高所平気症のせい?その他の原因や防止策についても

最近ニュースで耳にすることが多くなった幼児転落の事故。

高層マンションからの転落事故など、大変痛ましい事故の報告が増えているようです。

少し前までは余り聞かなかったこのような事故が、なぜ最近になって増加しているのでしょうか?

小さなお子さんを持つ親にとっては大変気になるこの話題ですが、その原因のひとつに「高所平気症」という言葉が聞かれます。

ここでは、相次ぐ幼児転落は高所平気症のせいなのか?またその他の原因や防止策についてもまとめていきたいと思います!

高所平気症とはいったい?

「高所平気症」というのいったいどのようなものでしょうか?

その前に、「高所恐怖症」という言葉はおそらくほとんどの人が知っていると思います。

勿論、高いところにいると不安や恐怖を感じるというものです。

そもそも人間は、不安や恐怖を感じることで、危険を察知し身を守ることができますが、それはほとんど過去の経験や記憶から得られたものと言われています。

例えば、幼少時に2段ベッドから転落して痛い思いをしたり、公園の遊具から転落しそうになり恐怖を感じたということがあるかもしれません。

例え現在の記憶に無くても、それらの経験が成長後の実生活で危険を認知させ、回避させるようになります。

それに対し、「高所平気症」とは、高いところが平気であるということです。

本来であれば、危険な高所で不安や恐怖を感じるのが通常ですが、そのような感覚が欠けている状態を高所平気症といいます。

それではなぜ昔に比べ高所平気症が増えているのでしょうか?

やはり環境の変化が非常に大きく影響していると言われています。

最近は都内のみならず、地方においても高層のマンションが建設されおり、高層マンションで生活する人々が増えています。

さらに、バルコニーを生活の一部として利用し、テーブルセットを置いている家庭など、生活スタイルの変化も影響していると言われています。

このように、幼少時にマンションの高層階で育った子供は、高いところでの危機感、恐怖感が欠如していると言われており、実際にアンケートなどでの調査でも実証されているようです。

スポンサーリンク

その他の幼児転落の原因は?

実際に子供を育てたことがある方なら、ほとんどの方がヒヤッとした経験をお持ちではないでしょうか?

特に初めての子の場合は、どれだけこちらが注意していても、子供、特に幼児は大人が考え付かないような行動をし、怪我をしてしまうことがあります。

転落事故についてもそれは当てはまります。

その他の転落事故原因として、ベランダではエアコン室外機を踏み台にすることや、ベランダに出したゴミ袋を踏み台にすること、また植木鉢などを踏み台にすることもあります。

室内においても、クッションを踏み台にして転落したというケースがあります。

子供は大人に比べ、体重における頭の重さの割合が高く、少し覗き込んだだけでバランスを崩して転落するというケースが非常に多いようです。

スポンサーリンク

幼児転落の防止策は?

子供は好奇心旺盛のため何でもやりたがります。

特に自分が届かないところへの興味、窓の外を覗き込むなどは良くあることです。

ですから、親としてはまず子供が転落しないという物理的な状況を作り出すしかありません。

昨今のニュースを聞いて、例えば窓から家具を離したという方も多いと思います。

しかし、子供でも持てる重さのクッションを移動させて転落してしまう事故も実際にあります。

そこで、危険のある室内の窓には、ラティスのようなものを取り付けて、どれだけ覗いても転落しない状況を作り出してはどうでしょうか?

また、ベランダには転落防止ネットを取り付けるのが良いと思います。

景観が悪くなることもありませんし、取り付ける業者もあるようです。

相次ぐ幼児転落は高所平気症のせい?その他の原因や防止策についてものまとめ

幼児転落のニュースを聞くたびに非常に悲しい気持ちになるのは、決して子供を持つ親だけではないでしょう。

高層マンションが増え、高所平気症という言葉まで生まれた現在では、単なる事故ではなく社会全体としてとらえなくてはならないと思います。

建設段階での、業者による転落防止策の設定や、子供を持つ居住者への転落防止のオプションなど、できることはきっとたくさんあるはずです。

子供たちは家庭内だけでなく、社会が育てるという状況を生み出していければ、きっと転落事故も減少していくと思います。

-雑学
-, , ,

スポンサーリンク