ノーベル賞2016日程や賞金は?過去の日本人受賞者や候補者なども
日本人が世界の中で活躍することは、同じ日本人として非常に誇らしいことですね。
先日幕を閉じた、リオオリンピックでの日本人選手のメダルラッシュは、その最たる例といえます。
そんな中、同じように日本人としての誇りを感じることができる瞬間、それがノーベル賞です!
これまで日本人がノーベル賞を受賞するたび、人々は喜び、マスコミでも非常に注目を集めてきました。
研究内容が難解過ぎて、なかなか理解できないことはさておき.....
ここでは、2016年も注目されるノーベル賞発表の日程や賞金について、また過去の日本人受賞者や候補者などについてもまとめていきたいと思います!
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⇒イグノーベル賞日本人受賞者一覧!賞金やドクター中松についても
ノーベル賞2016の日程は?
気になる2016年ノーベル賞の日程がノーベル財団により発表されています。
2016年ノーベル賞発表日一覧
10月3日 | 医学生理学賞 |
---|---|
10月4日 | 物理学賞 |
10月5日 | 化学賞 |
10月7日 | 平和賞 |
10月10日 | 経済学賞 |
なお、文学賞の日程は後日発表されることになっています。
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ノーベル賞受賞で得られる賞金は?
さて、ノーベル賞を受賞すると、いったいどれくらいの賞金が得られるのでしょうか?
やや下世話な話になりますがまとめてみました。
- ノーベル賞受賞で授与されるもの
- 賞状
メダル
賞金
ノーベル賞を受賞すると以上のものが授与されますが、気になる賞金の額は、日本円で約8,900万円です!
様々な事情により、昔より減額はされているものの、かなりの額が与えられることになります。
この賞金は、ノーベルの遺言により、ノーベルの遺産を財団が運用して得た利益から与えられます。
ただ、ここで更なる気になる問題が,,,
共同研究などにより、複数の人が受賞した場合の賞金はどうなるのでしょう?
もし、2人の場合は賞金額の1/2、3人の場合は、「1人ずつが単独の研究」「3人の共同研究」であれば1/3、「1人が単独、2人が共同研究」は単独受賞の人物が1/2、共同受賞の2人が残りの1/4を得るということになります。
どうやら、全ての受賞者に約8,900万円が与えられるということではないようです。
ちなみに、ノーベル賞のパロディとされるイグノーベル賞の賞金は0円です。
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ノーベル賞過去の日本人受賞者は?
日本人が過去何度も受賞してきたノーベル賞ですが、以下にまとめてみました。
日本人ノーベル賞受賞者一覧
物理学賞 | 湯川秀樹 1949年 朝永振一郎 1965年 江崎玲於奈 1973年 小柴昌俊 2002年 小林誠 2008年 益川敏英 2008年 赤崎勇 2014年 天野浩 2014年 梶田隆章 2015年 |
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化学賞 | 福井謙一 1981年 白川英樹 2000年 野依良治 2001年 田中耕一 2002年 下村脩 2008年 根岸英一 2010年 鈴木章 2010年 |
生理学・医学賞 | 利根川進 1987年 山中伸弥 2012年 大村智 2015年 |
文学賞 | 川端康成 1968年 大江健三郎 1994年 |
平和賞 | 佐藤栄作 1974年 |
2016年ノーベル賞の日本人候補者は?
ノーベル賞候補者の予想として名高い、トムソン・ロイターというものをご存知でしょうか?
トムソン・ロイターは世界的な情報サービスの企業であり、毎年「トムソン・ロイター引用栄誉賞」というものを発表しています。
これは、ノーベル賞分野の総被引用数、また各分野の最も引用された200論文の数を調査するなどし、候補者をリストアップするというものです。
これまでの受賞者のうち、約14%の人がノーベル賞を受賞しているという、ノーベル賞受賞者予想として極めて精度の高いものだと言われています。
注目すべきは、2016年の発表で、日本人の研究者が3名選出されたことです。
- 本庶 佑 京都大学客員教授 医学・生理学
- プログラム細胞死1 ( PD - 1 )およびその経路の解明により、がん免疫療法の発展に貢献
- 前田 浩 崇城大学DDS研究所特任教授 熊本大学名誉教授 化学
- がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見
- 松村 保広 国立がん研究センター先端医療開発センター新薬開発分野分野長 化学
- がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見
この3名の候補者の名前を、近いうちに聞く日が来るかもしれませんね
ノーベル賞2016日程や賞金は?過去の日本人受賞者や候補者などものまとめ
日本人にとって毎年楽しみなノーベル賞の発表。
私たちは受賞した研究者の方たちに賛辞を送りますが、その裏にはその他たくさんの研究者の努力があることも忘れてはいけません。
また、そういった方たちの成果が今の暮らしを豊かにしていることも忘れてはいけません。
それら全てに感謝しながら、2016年も吉報を待ちたいと思います!
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