パラアスリート奨学金制度とは?注目される辻沙絵のプロフィールなど

2016年リオオリンピック・パラリンピックが終了したことで、既に選手は2020年東京へ向けて動き出しています。

開催国となる日本には過去最高数の金メダル、メダル数が期待されており、各競技団体もプレッシャーを感じているのではないでしょうか?

そんな中発表されたパラアスリート奨学金制度

ここではそのパラアスリート奨学金制度について、また発表会見に同席した辻沙絵選手についてもまとめていきたいと思います!

リオパラリンピックでの結果を受けて

パラリンピックというものに対しての考えはそれぞれだとは思いますが、昔に比べ位置づけが多少変化していることは確かなようです。

以前はどうしても障害者としてのスポーツで、参加すること、挑戦することに意義があるという風潮がありました。

しかし現在は「パラアスリート」という言葉が存在するように、1人のアスリートとしての価値を見出しています。

そんな中、2016年リオパラリンピックでの日本人選手のメダル獲得数は非常に残念な結果になってしまいました。

パラリンピックメダル獲得数

2000年 シドニー 金13 銀17 銅11 総数41
2004年 アテネ 金17 銀15 銅20 総数52
2008年 北京 金5 銀14 銅8 総数27
2012年 ロンドン 金5 銀5 銅6 総数16
2016年 リオデジャネイロ 金0 銀10 銅14 総数24

回を追うごとにメダルは減少し、2016年リオデジャネイロパラリンピックではとうとう金メダル無しに終わってしまいました。

これは日本人選手の競技力が落ちているというより、外国人選手の競技力が向上した結果とみるべきだと思います。

パラリンピック選手をいち早くアスリートとして認め、強化していった外国勢は既に実がなり始めているところです。

しかし、そんな外国勢を横目に見ながら、ようやく日本でも種を蒔く時期が来たようです。

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パラアスリート奨学金制度とは?

種を蒔く時期というのは、パラアスリート育成の土壌を作るということですが、それが今回発表された「パラアスリート奨学金制度」というものです。

パラアスリート奨学金制度
2020年東京パラリンピックを見据えた選手強化の支援を目的とし、2017年度から1人につき年間約500万円を給付し、返済も不要とする総額10億円の援助を行います。
学費だけでなく、特に支出がかさむ車いすや義足など用具費、遠征費も支援します。

しかし、これは日体大やその系列校に通う生徒・学生を対象とした奨学金制度の設立であり、その他に適用されることはないようです。

今回は日体大が日本財団よりリーディング大学として指名されたもので、もし成功すれば、広い範囲で適用されることになるかもしれません。

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パラアスリート辻沙絵選手とは?

今回設立されたパラアスリート奨学金制度。

その発表会見に同席したのが辻沙絵選手です。

第2の辻沙絵選手を育成するという触れ込みで、パラアスリート奨学金制度は設立されました。

それではその辻沙絵選手とはいったいどんな人なのでしょうか?

辻沙絵プロフィール

生年月日 1994年10月28日(21歳)
出身地 北海道七飯町
身長 158cm
辻沙絵略歴
右腕のひじから先がない先天性前腕欠損として産まれました。
小学校5年でハンドボールを始め、中学校を経て女子ハンドボールの強豪校に進学し高校総体でベスト8、国体にも出場。
高等学校卒業後にスポーツ推薦で日本体育大学に入学。
しかし、ケガのため入学後1年半はリハビリ中心の活動。
大学2年時にハンドボール部監督から障害者陸上競技への転向を打診され、陸上部と兼部という形で活動を続けました。
2015年10月、カタールで開催された世界選手権で13秒34で6位入賞し、陸上部への転部を決意することになりました。
2016年のリオデジャネイロパラリンピックに出場し陸上女子400mで銅メダルを獲得。

辻沙絵選手の経歴には非常に驚かされます。

先天性前腕欠損というハンデがありながら、健常者と対等に渡り合い、ハンドボールで結果を残したことは並大抵な努力でできることではありません。

また陸上に本格的に転向してから結果を残すまでほんの僅かの期間、リオパラリンピックで銅メダルを獲得するまでは1年程しかかかりませんでした。

現在ではいくつもの日本記録保持者となり、これからの活躍が益々期待されています。

パラアスリート奨学金制度とは?注目される辻沙絵のプロフィールなどのまとめ

パラリンピックなど世界レベルで活躍するパラアスリートの育成を目指して設立されたパラアスリート奨学金制度。

これは2020年の東京オリンピックには間に合わないかもしれませんが、将来的に必ず実を結ぶものとなります。

パラアスリート奨学金制度が新たなパラアスリートを育て、パラリンピックで好成績を残すようになれば、世間でより広く認知されることに繋がります。

そのことが結果として障害者に対する理解や、社会の中での存在意義に良い変化が起こることを期待したいと思います!

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