中田久美バレー全日本監督に就任!プロフィールや戦績は?
リオオリンピックでは期待通りの結果が得られず、やや人気が下降気味な女子バレーボール。
長年全日本を支えてきた大エース、木村沙織選手が引退を発表したことで、これからを心配する声も多く聞こえてきます。
しかし、そんな中発表された中田久美氏の監督就任!
ここでは全日本女子監督に就任した中田久美氏について、プロフィールや戦績などまとめていきたいと思います!
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中田久美監督のプロフィールは?
選手として一時代を築いた中田久美監督、1980年に史上最年少の15歳(中学3年生)で全日本代表に選出されるなど、早くから才能を発揮しました。
その後セッターに転向し、日本リーグでは全勝優勝に大きく貢献し、自身も新人賞を獲得しました。
また、日本リーグデビューは16歳3ヶ月で、それは2007年まで最年少記録でした。
引退後はバレーボール解説者、スポーツキャスター、タレントなどで活動していたため、この時の印象が強い方もいるかもしれませんね。
中田久美監督のプロフィールについて以下にまとめました。
中田久美プロフィール
生年月日 | 1965年9月3日(51歳) |
---|---|
出身地 | 東京都練馬区 |
身長 | 176cm |
体重 | 62kg |
血液型 | A型 |
受賞歴
1981年 | 第15回日本リーグ 新人賞 |
---|---|
1982年 | 第16回日本リーグ ベスト6 |
1983年 | 第17回日本リーグ ベスト6 |
1984年 | 第18回日本リーグ 最高殊勲選手賞、ベスト6 |
1985年 | 第19回日本リーグ 最高殊勲選手賞、ベスト6 |
1989年 | ワールドカップ ベストセッター賞 |
1990年 | 第24回日本リーグ 最高殊勲選手賞、ベスト6 |
1991年 | 第25回日本リーグ 最高殊勲選手賞、ベスト6 |
2007年 | 2006-07プレミアリーグ Vリーグ栄誉賞 |
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中田久美監督の戦績は?
早くから才能を発揮し、全日本でもチームを支え続けた中田久美監督、彼女の戦績についてまとめました。
全日本での国際大会出場歴
1982年 | 第9回世界選手権(ペルー) |
---|---|
1984年 | ロサンゼルスオリンピック |
1985年 | ワールドカップ(日本) |
1986年 | 第10回世界選手権(チェコスロバキア) |
1988年 | ソウルオリンピック |
1989年 | ワールドカップ(日本) |
1991年 | ワールドカップ(日本) |
1992年 | バルセロナオリンピック |
1984年のロサンゼルスオリンピックにおいて、銅メダル獲得に貢献し、ワールドカップにおいてもベストセッター賞を獲得するなどチームとして個人として活躍しました。
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中田久美監督就任で全日本は強くなる?
選手として素晴らしい成績を残してきた中田久美監督、ただ監督としても非常に高く評価されているようです。
これまで日本バレーボール協会の強化委員、イタリアプロリーグセリエAでのコーチ、久光製薬スプリングスのコーチ、監督など指導歴も非常に豊富です。
また、久光製薬の監督時代には、女子チームで初めてとなる3冠を達成するなど結果も残しています。
期待を一身に背負う中田久美監督、就任会見では次のようなコメントを残しています。
- 中田久美全日本女子新監督コメント
- 「たくさんの報道関係者に集まっていただき、改めて責任の重さを感じる。(日本バレーボール史上2人目の)女性監督と言われているが、私の前の生沼(スミエ)さんが監督のとき、私は現役の選手だった。そのとき支えられたことがたくさんあった。これから東京オリンピックまで限られた時間ではあるが、女性指導者の強みを最大限に生かし、少しでもいいメダルの色を獲得していくために頑張りたい。(監督就任を決めたのは)今の女子バレーは客観的にみても、非常に厳しい状態であると分かっているからこそ、やらなければいけないのではないか、と思った。この4年間の計画はあまり具体的に話せないが、まずはリオデジャネイロオリンピックで結果が出せなかったことについて検証が必要。前任の眞鍋(政義)監督がやってこられたことに何かを付け加えていくことができればと思っている」
コメントからは、前任であった眞鍋監督時代を引き継いでいくようで、大きく方針が変わるということはなさそうですね。
中田久美バレー全日本監督に就任!プロフィールや戦績は?のまとめ
日本バレーボール史上2人目の女性監督となる中田久美氏。
これまでとはチームの雰囲気が変わってくるかもしれませんね。
女性同士ということで新たな問題が生まれるかもしれませんが、実績十分の中田久美監督、結果を残せば批判を受けることはないでしょう。
全日本女子バレーの新たな出発に注目したいと思います!
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